実録!刑務所の掟 ~その驚くべき日常~

『刑務所は最後のワンダーランドだ!』

有名人の逮捕や裁判のニュース報道が、TVなどマスコミをにぎわすのは日常茶飯事になっています。しかし多くの方々にとって、その後の刑務所で、受刑者が実際どのように生活しているかは意外と知らないのではないでしょうか。
この本は、入所体験者の著者が壁の向こうのワンダーランドを、イラストやグラフなども使用し、わかりやすく赤裸々に暴く体験ノンフィクションです。

目次一例:作業の時給はたった6円/紙のないトイレ/ム所の運動会/刑務官と目を合わせてはいけない/夕食は17時/実は臭くない?刑務所のメシ/週2回の入浴はたったの15分/なんとエロ本読み放題 などなど

本間 龍

1962年生まれ。著述家。1989年、博報堂に入社。2006年に退社するまで営業を担当。その経験をもとに、広告が政治や社会に与える影響、メディアとの癒着などについて追及。原発安全神話がいかにできあがったのかを一連の書籍で明らかにした。最近は、憲法改正の国民投票法に与える広告の影響力について調べ、発表している。著書に『原発広告』『原発広告と地方紙』(ともに亜紀書房)、『原発プロパガンダ』(岩波新書)、『メディアに操作される憲法改正国民投票』(岩波ブックレット)、『広告が憲法を殺す日』(集英社新書、共著)ほか。