[東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会]開催を前に、ボランティア運営などについて様々な議論を呼んでいます。その議論の火付け役である本間龍氏が、2018年7月より毎週執筆しているボランティア問題メルマガを再編集・加筆し、時系列でまとめたアーカイブを2ヶ月ごとに刊行します。
待望の第2巻は、2018年9月・10月メルマガ分のアーカイブです。
(以下、第1巻著者前書きより、加筆あり)
私は以前よりボランティア無償問題を追及し、2018年夏にはその主張をまとめた「ブラックボランティア」(角川新書)を上梓しました。東京五輪の開催が迫る中、その様子を毎週記録し、読者に伝えたいと考えました。そして、それらを月別にまとめ、さらに多くの読者に伝える試みを始めます。東京五輪の無謀さ、特に11万人以上のボラをタダ働きさせようとする五輪組織委と国、電通の理不尽で醜悪な姿をこれから開催まで、余すことなくお伝えしようと思います。