原発ゼロをあきらめない 反原発という生き方

事故などなかったかのように原発推進に突き進む政府。けれど、脱原発を願う人々はあきらめない。

『原発危機と「東大話法」』で、原子力ムラの欺瞞と無責任を暴いた安冨歩氏が、反原発を貫いてきた小出裕章氏、中嶌哲演氏、3・11以降、脱原発運動に取り組む長谷川羽衣子氏にインタビュー。彼らの生き方、考え方からこれからの時代を生きる手がかりが見えてくる!
中嶌哲演さんのインタビューには、平智之氏、深尾葉子氏も参加しています。

内容(「BOOK」データベースより)

政府は原発で成長戦略。でも、絶望したら終わりだ。原発は絶望で稼働するのだから。これからも「NO!」と言い続けるためのヒント。

安冨 歩

やすとみ あゆみ

東京大学東洋文化研究所教授

東京大学東洋文化研究所教授。1963年生まれ。京都大学経済学部卒業後、株式会社住友銀行勤務。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手、名古屋大学情報文化学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科・情報学環助教授を経て、現職。著書に『生きるための論語』(ちくま新書)、『超訳 論語』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『生きる技法』(青灯社)、『原発危機と「東大話法」』『幻影からの脱出』(明石書店)、『もう「東大話法」にはだまされない』(講談社)、『経済学の船出』(NTT出版)、『生きるための経済学』(NHKブックス)、『複雑さを生きる』(岩波書店)などがある。『「満洲国」の金融』(創文社)で第40回日経・経済図書文化賞受賞。