日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?

親からの虐待を生き延びたサバイバーたちが書いた、訣別と希望と勇気の100通

児童虐待の相談件数はこの25年間で100倍に増え、
5日に1人の割合で虐待によって子どもが命を落としています。少子化を憂える一方で、子どもの人権や命が軽んじられている、それが今の日本の現状です。本書は、親に書いた手紙という形式によって、当事者の過酷な親子関係を世に伝え、子どもの人権が守られない日本の現状に100石を投じます。

【目次】
はじめに—不当ながまんを強いられる子どもたち 

Ⅰ 気づく
私にも意志がある
いけにえ
プレゼントはゴミ箱に
見えないんだよ
衣食住の権力者 ほか

Ⅱ 戦う
できるなら惨殺したい
サンタさんへのお願い
殺さない理由
毒のゴミ箱
見捨てるのは怖い ほか
  
Ⅲ 出あう 
お母さんは知らない
思い出すと苦しい
「おまえは悪魔だ」
死んだら負け
お父さんの殺し方 ほか

Ⅳ 変わる
あなたを捨てます
私の親は仏様
気づくのが遅すぎた
殴られても蹴られても
ねじ曲げられた私 ほか
「ほか」

選者解説
壮絶な痛みと苦しみを経て 東 小雪
「ありのままの姿」をさらす親たち 信田さよ子
  
おわりに 勇気ある行動によって
  
STOP! 児童虐待100プロジェクト
謝辞 本書の出版を支援してくださったみなさんへ
  
応募手紙の全文と編著者のメッセージを閲覧・視聴する方法

出版社からのコメント

児童虐待の相談件数はこの25年間で100倍に増え、5日に1人の割合で虐待によって子どもが命を落としています。
少子化を憂える一方で、子どもの人権や命が軽んじられている、 それが今の日本の現状です。
本書は、その薄ら寒い社会に100石を投じます。

内容(「BOOK」データベースより)

「東大出のクズ」「死んでも許さない」「あんたたちとは違う」「じゃあね、お母さん」「生き抜いてみせる」親からの虐待を生き延びたサバイバーたちが書いた訣別と希望と勇気の100通。

今 一生

フリーライター&編集者。1965年、群馬県生まれ。千葉県立木更津高校卒。早稲田大学第一文学部除籍。コピーライターを経て、25歳から現職。