説明
安冨 歩
やすとみ あゆみ
東京大学東洋文化研究所教授
1963年生まれ。京都大学経済学部卒業後、株式会社住友銀行勤務。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手、名古屋大学情報文化学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科・情報学環助教授を経て、現職。著書に『生きるための論語』(ちくま新書)、『超訳 論語』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『生きる技法』(青灯社)、『原発危機と「東大話法」』『幻影からの脱出』(明石書店)、『もう「東大話法」にはだまされない』(講談社)、『経済学の船出』(NTT出版)、『生きるための経済学』(NHKブックス)、『複雑さを生きる』(岩波書店)などがある。『満州国の金融』(創文社)で第40回日経・経済図書文化賞受賞。
H.H. –
10回目の動画は今の日本にとってとても大切な内容だと思いました。(私は購入済です。)6日夜7時の動画で反応が少なかったと知り、驚き、またメールも出さずに見続けていたことに申し訳なく思っています。
関所(authority)がないweb3.0の社会で秩序を維持するには、学習によって仁(moral intuition)を身につけた人の周りに小グループを築き、同じ様に生み出されたグループと有機的に協力していくしかないという洞察は素晴らしいです。この要の役を担う仁の人とは、まさにガンジーの様に人徳による求心力を持つ人なのでしょう。
清水さんと安冨さんが動画の中で描こうとしていたweb3.0の理想社会がハッキリと摑むことができ、楽しく見ることが出来ました。