うまいうまい通信 20220503 その2

このラーメンは、くまモンが袋に印刷されているような普通の半生ラーメンである。しかも賞味期限が何ヶ月か前に切れている。

かつて韓国のインスタントラーメンの袋を開けたら、中には一片の昆布がはいっていたことがあり、とても美味しいかったので、インスタントラーメンでも、必ず昆布を水につけてお湯を沸かし、野菜だの何だのテキトーに入れて、そこにスープの元を入れることにしている。それだけで全く違うのだ。

さて、今回のテーマはラーメンではなく、おろしニンニクである。如何なるラーメンでも、ニンニクをおろして入れると、美味い。更に、横にある中華黒酢を垂らすと、更に美味しくなることも多い。

ラーメンは和食である。中国人に、「好きな日本料理なに?」と聞けば、「ラーメン」と応えが返ってることが多い。とはいえその先祖が、北京の車曳きがよく食べていた「牛肉拉麺」にあることは、間違いなかろう。もちろん、今の日本のラーメンとは、かなり違う食べ物である。

中国で、餃子や麺を食べれば、おろしニンニクが出てくる。おろしニンニク、中華黒酢、唐辛子かラー油があれば、大抵のものは、美味しくなる。牛肉拉麺の遠い子孫である日本のラーメンにも同じことが言える。それゆえここには、おろしニンニクと中華黒酢が写っている。

ちなみに、餃子は、絶対、中にニンニクを入れてはいけない。めちゃくちゃ不味くなる。ニンニクは、生でおろして、中華黒酢に入れて食べるべきだと、私は信じている。

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